アレルギー
私たちの体は、病原体（細菌やウイルス）などの異物（抗原）に対し、抗体という抵抗力をつくりだし、抗原抗体反応によって病原体をやっつける力をもっています。その抗原抗体反応が過敏に反応し過ぎた場合に起きる炎症をアレルギーといいます。
主な抗原として、花粉（スギ、イネなど）、ハウスダスト（ほこり）、ダニの死骸、食べ物などがあります。
体が抗原と認識してしまうと、接するたびに繰り返し炎症が起こるようになります。
抗原が目に入ることで引き起こされるのがアレルギー性結膜炎です。
主な症状として、痒み、充血、目やになどがあり、時には白目がむくんでブヨブヨとまぶたからはみ出してしまうこともあります。
眼科では抗アレルギー薬やステロイド薬といった点眼治療を中心に行いますが、症状に応じて内服も併用し、症状を抑えることもあります。
